禁域―秘密の愛―【完】


「ありがとう………、本当にありがとう。私との出会いを信じてくれて………ありがとう」


きっと、私だけが巧と会いたいと願い続けてもこうして出会えなかったと思う。


巧が私のことを願い続けなければ………。

「………俺の方こそ、また出会ってくれてありがとう。瞳」


そう言って巧はニッコリと微笑んだ。


その笑顔を見て私は………間違いなく確信した。






ーーーーあぁ、運命の人だ。





桐谷 巧という人は私の運命の人だ………。


巧以上に愛する人なんて私には絶対にこの先現れない。


巧が運命の人だとすれば、私達はきっと結ばれるよね?

運命の人が結ばれないなんて聞いたことはないから。


「瞳、何を考えてる?」


「私、確信したの」

「何を?」


「きっと巧と一緒に幸せになれるって。ずっとずっと好きでいられるって………」


私がそう言うと巧はクスリと微笑んで


「…………今更何を言ってるんだか。俺はとっくの昔からそう信じてるよ」



私の唇にキスを落としたーーーー。







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