禁域―秘密の愛―【完】


医者の診断により私は一週間ほどの休養が必要になり入院する事になった。
それほど、身体的にも精神的にもダメージが大きかったらしい。

「………一週間か」

私は、医者からもらった診断書を眺めた。

…………一週間も、会社を休むっていうのは流石にきつい。

「瞳、ここは園屋家がよくお世話になっている病院だから何も心配することはない。ゆっくり休んで。何も今は考えずにね」

「っ、ごめんなさい………優斗」

「………何で謝るの?」

「だって、私、巧と…………なのに、ここまで迷惑かけるなんて。後で入院費は返すから………」

「………それはどういう意味?」

「えっ………?きゃ………っ!?」

その時、私の視界はガラリと変わり………病室の天井が見えた。

優斗が私をベッドに押し倒していた。

「優……斗………」

「………言っておくけど、俺は瞳と別れるつもりはない。絶対に」

「えっ………?」

「何があっても、君を離さない」

「そんなっ………!私は巧が………っ!?」

その時、優斗は私の唇を奪い、私の首筋に顔を埋める。

「あっ………やっ!優、斗っ……」


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