禁域―秘密の愛―【完】
「好きだよ、瞳」
「優……斗ッ、やめっ………」
「俺以上に瞳を好きな男なんていない。必要としている男もいない。だから、俺は………瞳を手放さない。巧君には、あの男には渡さない………どんな事をしても」
「優っ………!」
その時、私を見つめてきた優斗の目に、陰りが見え、私は自分の身体が震えだすのを感じた。
ドクッと、胸が嫌な音をたてる。
本能がーーーー、私の本能が叫んでいる。
ここに居ては、いけないとーーーー。
「どうした?………そんなに怯えないで。きっと、すぐに巧君の事なんて忘れるよ。全部全部、気のせいだったと。ほんの少しの迷いだった………って。本当に瞳が愛してるのは誰かも分かる」
「い………や………離して」
「こうすればね…………。瞳と俺がいつも、していることだ」
優斗は、私の両手首を上にしきつく抑え………私の病衣から胸元に手を偲び込ませる。
「や………いや………!優斗………!やぁっ………!」
病衣を乱され、瞬く間に優斗の手と舌が私の身体中を這う。
「あっ、やあぁッ………!」
「嫌なんかじゃないだろ?………こんなに俺に感じてるのに、嘘はいけないね」
優斗はそう言うと私の胸を舌で味わい、下半身をその手で乱した。
「……ああっ………!や、っ、あっ、ん………」
嫌なのに………無理矢理、犯されて、嫌なのに。
何回も私を抱いた優斗は………私の身体を知り尽くし嫌でも身体が優斗の愛撫に反応してしまう………。