禁域―秘密の愛―【完】
ーーーーこれが、女の身体というものなら これほどまでに残酷な事はない…………。
「………瞳、入るよ」
「ーーーッ! ………あっ、ああっ………」
優斗が私の中へと一気に入った。
「はっ、………んっ、ああッ………」
心とは裏腹に、激しく動く優斗を受け入れる私は薄れゆく意識の中で自分が段々と壊れていくような………そんな感覚を覚え始めていたーーーー。
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行為が終わった後、優斗は私の横に寝転び、私の頭を撫でる。
「………これで、分かっただろ? 瞳、君が俺にとってどんなに大切か。 そして、瞳………君にも、俺が必要なんだ。君を幸せにするのは俺しかいない」
「………」
頭が真っ白になり………何も答えれない。
優斗はそんな私の様子も構いなく言葉を続けた。
「父と母にももう一度ちゃんと会いに行こう。きちんと話せば結婚も承諾してくれる。………いや、俺が無理矢理にでもさせるよ。 だから、瞳。ここを退院した後は二人で園屋の家を訪ねてすぐに婚約しよう」
「こん………やく?」
誰が?ーーー私が? 優斗と………?