禁域―秘密の愛―【完】
「あぁ………ッ、やぁ、たく、みぃ…………っ」
ーーーー"これでもかと言うほど愛してやる"
その言葉通り………巧は、私の身体を隅々まで奪い尽くしていく。
私の秘部の感じる部分を何度も指で搔き乱し、舌を激しく這わした。 胸もこれでもかというほどに、 揉みしだかれ身体中をキスされ…………
「ああ………んっ………! も、わ、たし、………ッ」
これ以上、感じたら………意識が飛んでしまうーーーー
「まだだ………瞳」
今までと違う巧の激しい愛撫に反応し、流れた私の涙を巧は頰に沿って優しく舐め、唇にまたキスをした。
「っ!んっ………んっ」
「まだ…………、お前を求め足りない」
その熱っぽい巧の視線に囚われた瞬間、私の足は一気に開かされーーーー
「ーーーーッ、ああぁ…………ッ!!」
私の秘部は巧自身を瞬く間に受け入れた。
「っ、瞳っ………瞳っ」
「っ、たく、みっ、あぁッ………や、あぁん………っ!!」
巧はこれでもかと言うほど深く私の中に入り、激しく動き私の中を蹂躙する。
それは、今までにないほどの快感ーーーーー
「あぁッ、たく、………もっ、はげしっ………っ、んんあぁッ」
「瞳………、瞳………っ」
巧は何度も譫言(うわごと)のように私の名前を呼んだ。 そして、私が絶頂に達しようとした時
「愛してる………瞳」
私にそう………優しく微笑んで言った。
「私も…………愛してる」
ずっとずっと、巧のことをーーーー
「ッ、あ、あぁぁ……………ッ!!」
そう告げた時、それまでとは比べものにならない程、巧は一気に激しく私の中を貫き………私の意識はその瞬間遥か彼方に弾けたーーーー