眠り姫はひだまりで【番外編】


お昼ご飯に豚キムチを頬張る彼女を見て、彼は一体なにが楽しいのか。


「えっと…ご馳走様でした。ありがとう。美味しかったです」

あっという間に食べ終わってしまったあたしに、裕也くんは「いえいえ」と言ってタッパーを紙袋へしまう。

「ミオちゃん、ホント美味しそうに食べてくれるから嬉しい」

「…そ、そう?」

「うん」

裕也くんは、優しい。

すっごく紳士的。


彼と初めて会ったのは、色葉と一緒に二組の男子と遊んだとき。

最初はちゃらちゃらしてるなぁと思ったし、しつこく口説かれて嫌になったけど。

どんどん話していくうちに、イメージが変わっていった。


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