【短編】あなたの隣で目覚められたら。
ベッドに連れ戻された私は、我慢できなくなって、孝二くんのキスに応えた。
もうそれだけで、溶けてしまいそうで…でも同時に、怖い気持ちもあった。
これからも、今までみたいに仕事ができるのかな。
一緒にご飯食べにも行ける?
二人の関係が変わってしまうのではないかって、怖かった。
それくらい、孝二くんとの関係は心地いいものだったのだ。
「香織さん、いいですか?」
はっとして、私はこくりと頷いた。
孝二くんは私の服を嬉しそうに脱がせて、嬉しそうに身体の至るところにキスをした。
身体が敏感になっていくにつれて声が抑えられなくて、顔から火が出そうだった。
「あーもう、本当に可愛い。」
そう言った孝二くんはそれはそれは満足げな表情をしていて、私なんかで喜んでくれるなんて、嬉しいとさえ思ってしまうほどだった。
きっと、彼となら大丈夫だと思う。
きっと、今までみたいに仕事ができる。