二番目の女。





どうして、どうしてこうなってるんだろう




「――ハァッ…愛してる、愛してるよ」



私の上に跨って何度も愛を叫ぶ颯太




「どうしてあの時みたいに鳴いてくれないの?」

体を揺さぶりながら見てくる表情(カオ)は酷く歪んでいた



何度も重ねるようなキスと、腕をつかむ爪が食い込む


『――ッ』








「愛してるよ、胡桃」



ちゅ、と甘いリップ音と共に



『――ウッ』


お腹に激しい激痛が走り、視界が真っ黒になった
< 146 / 179 >

この作品をシェア

pagetop