二番目の女。
『…ん』
目が覚めて、お腹の激痛に顔を歪ませた
――ここは、何処?
テレビ、ベット、冷蔵庫、タンス、必要最低限の物ばかり揃ってる殺風景な部屋
『…』
ここはもしかして、颯太の部屋…?
「あ、起きた?おはよう」
『――ッ』
颯太…、どうして
「これから仕事だから、じゃあ、ここでいいこに待っててね」
ちゅ、と頬にキスをしたあと作業着を身に着けた颯太がニコニこ笑っていた
『颯太、帰りたい』
「…は?」
お腹が痛くて動けない
苦しくて眉を寄せる
「――俺と、胡桃は、永遠でしょ?」
『――ッ!』
腕に激しい痛みをして目を閉じた
何故?
颯太が殴りかかってくる
何度も何度も殴ってきて、意識を遠くなっていく
「大好きだよ、ずっとね」
クスッと笑って颯太は去って行った