二番目の女。
『…え』
修平さんに呼ばれた気がする。
「まあまあ、座ってよ」
…貴方の部屋じゃないのに
さすがに隣って訳にもいかず、ドア付近にちょこんと座った。
「胡桃ちゃんもうちょっと近くおいで」
隣をぽんぽんとやってくるけど
『いやー、いいですよ…』
さすがに悪い
彩海に
「いいからこいよ」
『…ここでいいですって』
「あー、もう!」
そう言って修平さんは立ち上がってから無理やり私の腕を引っ張ってベットに倒した
『…修平、さん?』
「…」
いつもの修平さんとは違う目つきで腕を持ちつつシャツのボタンを荒くとった
『あの、彩海…』
"彩海"の名前が出てきたとき、修平さんの体が少しぴくっと揺れた。
「彩海なら、こないよ」
『…え?』
彩海なら、こない??