二番目の女。
修平さんに手を触れられているとき、ドキドキした。


私は…修平さんの事、少し気になっていた。



来るたびにわしゃわしゃと頭を撫でられる


これは彼女の妹しての感覚じゃない――…


そう気づいたのは時間の問題で



彩海の喘ぎ声が聞こえる度にぎゅっと目を閉じて




「…とりあえず胡桃ちゃんの部屋行ってていい?

あ、俺は酒が欲しいな」


そう言って私の部屋に行った。

私の返事も聞かずに



『…』

まあ、いっか



冷蔵庫からお酒を出して自分の部屋へ足を運んだ



『お酒、持っていきましたよー』

私のベットの上に座っていた修平くんは'ありがとう'と返して、お酒を飲み込んだ




『胡桃ちゃん隣きてよー』

ほんのり酔った修平さんが私を呼んだ
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