二番目の女。
『えっと…そのあと修平さんは……その』


―何したんですか?


言おうとした


だけど


『んっ…!』


修平さんの口によってそれが遮られた。



「俺ねー、携帯でしゃめとって保存してあるよ?

彩海にあとで詳しく聞かないと」

冷たい目は一切変わらずに言う修平さんを初めて怖いと思えた。


『そう、ですか…』


「うん」



『でも、



彩海なら帰ってきますよ』



「…」



私は、彩海を信じてる


彩海はきっと、何かあったんだ


浮気なんて、してないんだ



上にいる修平さんを見つめた



修平さんは、私のシャツを完全にあけた状態で動かない


30秒くらいしてから、沈黙を破ったのは

「じゃあさー」

修平さんで


『なんですか…』



「試してみる?」
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