二番目の女。
胡桃は寝てるのかな、何て考えながら胡桃と出会った2週間前のあの日を思い出した。
あの日の胡桃は、修平に本気で惚れていたようだった
そんな胡桃に少しドキッとしつつ、相手はあの彩海ちゃんだ
そう思った
彩海ちゃんは綺麗
それから、あまり修平は女遊びをしなくなった
彩海ちゃんと修平の出会いはすごかった
ファミレスでバイトしてる彩海ちゃんと見た修平が、すぐにファミレスで面接を受けてバイトを始めた
俺も驚いた。
「俺、マジで好きなんだよ」
そうやって笑う修平を見て、置いてかれた気がした
だけど、彩海ちゃんは浮気をしている
俺も実際彩海ちゃんが男とラブホに行くところだって見た
修平も知ってるけど、
「彩海もしてるならいいだろ」
と名前も知らない女を無理やり抱く事だって少なくなかった
だけど、彩海ちゃんが浮気をしているはずなのに、修平がいきなり女を抱かなくなった。
彩海ちゃんを愛してるから、信じてるから――…
きっと抱かなくなったんだな、なんて修平を関心していた。
だけど…あれは、2か月前ぐらいだっただろうか
「新しいオモチャ見つけたんだよねー」
そうニヒルに笑う修平に、少し冷や汗をかいた