二番目の女。

胡桃は寝てるのかな、何て考えながら胡桃と出会った2週間前のあの日を思い出した。



あの日の胡桃は、修平に本気で惚れていたようだった



そんな胡桃に少しドキッとしつつ、相手はあの彩海ちゃんだ

そう思った


彩海ちゃんは綺麗


それから、あまり修平は女遊びをしなくなった





彩海ちゃんと修平の出会いはすごかった

ファミレスでバイトしてる彩海ちゃんと見た修平が、すぐにファミレスで面接を受けてバイトを始めた

俺も驚いた。


「俺、マジで好きなんだよ」

そうやって笑う修平を見て、置いてかれた気がした


だけど、彩海ちゃんは浮気をしている



俺も実際彩海ちゃんが男とラブホに行くところだって見た

修平も知ってるけど、


「彩海もしてるならいいだろ」

と名前も知らない女を無理やり抱く事だって少なくなかった



だけど、彩海ちゃんが浮気をしているはずなのに、修平がいきなり女を抱かなくなった。


彩海ちゃんを愛してるから、信じてるから――…

きっと抱かなくなったんだな、なんて修平を関心していた。


だけど…あれは、2か月前ぐらいだっただろうか



「新しいオモチャ見つけたんだよねー」


そうニヒルに笑う修平に、少し冷や汗をかいた
< 71 / 179 >

この作品をシェア

pagetop