スレイブプリンセス

その部屋は珍しくシンプルな部屋だった。

部屋に置いてあるのはソファとベッドだけ。

空き室だからあまり置いてないのかもしれない。

そんな事を考えているうちに彼はその部屋のベッドに近づき、私をベッドの上に落とす。

幸い、ふかふかなベッドだったため痛めるような事はなくベッドにバウンドしただけだった。

私は上半身を起こそうとしたが、それもまた彼に押し倒されて阻止されてしまう。

「逃げることは許さないぞ?これはお前が受ける罰なんだからな。」


…なにが罰よ…

この前、邪魔されたのがムカついたから私を襲うだけなんじゃないの…

…この人に体を奪われるくらいなら死んだ方がマシだわ…

キッと彼を睨む。

ラスフォールに両手首を握られてて、逃げることは出来なかった。

「さわ…らない…でっ!いやっ!」

「そのうち快楽に変わるだろう。」

彼の顔が段々と近づく。

「いやっ!これ以上近づいたら舌を噛んで死ぬわよ!」

そう私が言うと、彼はピタリと止まった。

「脅しのつもりか?」

わからない…

触られるくらないなら死んだ方がマシだと思ってたから…

つい言ってしまった脅し同然の言葉。

「そんなに俺に触れられるのが嫌か?」

彼は私にそう問う。

「嫌…です。」

私はそう正直に答えた。

するとラスフォールはまた不適に笑った。

「嫌われたものだな。」




< 121 / 134 >

この作品をシェア

pagetop