危険なキス
 
「ちょっ!なんでこっち向いてんですかっ!?やだ!来ないでっ!!」


あまりにも突然過ぎて、頭の中がパニックになった。
慌てて後ずさりになるけど、先生はひるまない。


「その言い方はひでーなぁ。一応、お前の初めての男なんだけど」
「なっ……」


恥ずかしいことを言われて、顔に一気に熱が集中する。
自分でも分かるくらい、顔が真っ赤になっているのが分かった。


「ほら。熱出て苦しいんだから、これも取れよ」
「む、無理ですってばっ……!!ほんとにっ……」
「しょうがねーなぁ……」
「!!」


あたしの背中に腕を回したかと思うと、パチンと胸が軽くなった。

それもそのはず。
先生が片手でいとも簡単にブラのホックをはずしてしまったからだ。


「や、だっ……変態っ!!」


慌てて胸を手で隠そうと思ったけど、それすらも先生は止める。
そしてブラを抜き取り、あたしの両手首を抑えた。
 
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