鈍感な恋
「甘いもん好きそうなのにね。」



「だろ?よく言われんだけどどうも苦手なんだよなぁ〜。」



志田は背伸びしながら答える。



「しょうがないんじゃない?苦手なもんは苦手なんだし。」



そう答えながら志田を見ると、一瞬キョトンとした顔をし、それからまたすぐに笑顔に戻り、
「だよな!」
と嬉しそうに言った。



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