鈍感な恋
なに事かと思い由利に近づいた瞬間、

咲は突然立ち上がり、
それと同時に私の顔の真ん前に白っぽい毛玉のようなものを突き出してきた。


「!!?」

毛玉と私の距離は1センチほど。


「子猫ッ!」


ね・・・こ?


「拾っちゃった♪」


咲がそういった直通、
毛玉(子猫)が私の鼻をペロッと舐めてきた。
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