鈍感な恋
「由利ーーー!!」


翌朝。

いつも通り学校に着き、椅子に座っていると、咲が昨日と同じぐらい大きな声で私を呼ぶ声がした。


ドアの方へ振り返ると、咲は凄く息切れしながら何かを抱えてしゃがみ込んでいた。
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