ずっと、あなた。
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増「増田君は、昔から優しい…」


すぐにスースーと
寝息を立てて眠る美鈴



〝増田君〟という言葉が懐かしい



下心はない
ただ帰りたくないという彼女の言葉を
俺は聞き入れただけ


ほんのりと赤くなっている頬に
冷たい俺の手を当てる




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