Street Ball
一車線だけの道路に出ると、走り出したアキの後ろを追った。
「何であの非常口を知ってたんだ?」
ロンに呼び出された時、シルバーアクセ満載の男は、自動扉からしか出入り口は無いと言っていた筈だった。
「あの非常口は、俺が試合開始直前に逃げる予定だったからな。知ってるのは富さんと俺、後はロンと碧さんの四人だけだ。」
四人だけ?
俺が思っているよりも、アキは[SB]と深く関わっているのかもしれない。
郵便局の角を曲がり、コンビニの前を走り抜けていくアキ。
頬を撫でる夜風は、昼間の熱を残し、少しだけ湿り気を帯びていた。
十分程走っていると、見覚えのある通りだと気付く。
此処をもう少し行けば、碧のマンションだ。
「碧のマンションに行くつもりなら、悪いけど俺は帰るぞ。」
もう会う事もないと言ったのは昨日だ。
どの面下げて、碧に会えば良いと言うのか。
まぁ、それを知らないアキに言っても仕方ないけど。
「夏目、俺にはお前が全てを知る権利が有ると思う。だから連れてきたんだ。全てを聞くかどうか、どうする?」
「何であの非常口を知ってたんだ?」
ロンに呼び出された時、シルバーアクセ満載の男は、自動扉からしか出入り口は無いと言っていた筈だった。
「あの非常口は、俺が試合開始直前に逃げる予定だったからな。知ってるのは富さんと俺、後はロンと碧さんの四人だけだ。」
四人だけ?
俺が思っているよりも、アキは[SB]と深く関わっているのかもしれない。
郵便局の角を曲がり、コンビニの前を走り抜けていくアキ。
頬を撫でる夜風は、昼間の熱を残し、少しだけ湿り気を帯びていた。
十分程走っていると、見覚えのある通りだと気付く。
此処をもう少し行けば、碧のマンションだ。
「碧のマンションに行くつもりなら、悪いけど俺は帰るぞ。」
もう会う事もないと言ったのは昨日だ。
どの面下げて、碧に会えば良いと言うのか。
まぁ、それを知らないアキに言っても仕方ないけど。
「夏目、俺にはお前が全てを知る権利が有ると思う。だから連れてきたんだ。全てを聞くかどうか、どうする?」