顔をあげて
「ごめん!今バイト終わって走ってきたんだ。ここだと思った…ずっとまってたの?」

私は静かに頷いた。
一樹は私の手をにぎり、
「なんかあった?」
と子供をあやすように私に聞いてきた。
私はさっきあった出来事を話した。
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