最低男との結婚
「・・・あれ?優奈・・?」


ようやく、目が覚めた大輔と
目が合った。


「うん?」


「もしかして、お前
ずっと起きてた?」


「あーうん・・」


「わり・・・・
腕、跳ね除けて良かったのに」


ほらね・・・・

そうやって、急に
申し訳なさそうになるし。


ほんと・・・意味分かんない。



起き上がる私を見ながら


「今、何時?」


「15時だから・・3時」


「3時か・・・・
なぁ、優奈」


そんな言葉に振り向くと


そのまま再び押し倒され

なぜか、私の上に
大輔の姿があるという


また、理解できない状況が整った。





< 103 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop