最低男との結婚
息をするタイミングなんて
忘れてしまうほどのキス。


苦しくて、気持ち良くて


気がおかしくなる。



長いキスを夢中ですると、


また・・・


あの含み笑いの顔を浮かべてる。


・・・次は何を言わせる気?


そう思いつつも・・・
予想はできている。



「優奈・・・?」


そう名前を呼ばれたと同時に



「エッチしたい。
ダメ・・・?」


先手を打ってみる私。


どうせ言わせられるなら
自分から言った方が

幾分か恥ずかしさも減ると思った上での作戦だけど・・・


やはり、恥ずかしい・・。



けれど、この勝負

私の先手必勝だったようで

驚いた表情で


「や、ダメじゃねぇけど・・・」


動揺してる大輔が目の前にいた。
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