最低男との結婚
やばい・・・その顔は

反則だ。

見た事ない大輔の表情に

思わず、
私が動揺してしまっているけれど・・・



そんな私の様子を見逃さず


「どういうのがいい?」


再び、形勢逆転・・・。


「あー・・・えっと・・・」



「希望に答えるけど?」



希望に・・・?


私の希望・・・・?



「他の人と違うやつ・・・」


「は・・・?」


「他の女とはしないようなのがいい」


呆気にとられている・・・


当たり前だけど・・・。



「ごめ・・やっぱ
何でもいい・・」


変な事・・・言っちゃった。







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