最低男との結婚

「まだー?
待ってんのも寒いんだけどー?」


そんな事とは知らない
先生の彼女らしき人が
立ち上がり、露店の中へと入ってきた。


「な、何?良治?どうしたの?」


「え?いや・・別に・・・」


微妙な空気が流れる中・・・


「え?え?大ちゃん!?
何で?大ちゃん、ここで働いてんの!?」


大ちゃんって・・・

この女性とも
お知り合いなのですか・・・。


「うるせぇ女だと思ったらお前かよ・・」


「大ちゃん、この店してんの?」


「たまにな・・・」


大輔は
面倒臭そうな様子だけれど・・・


「大ちゃんって?
もしかして
志保の浮気相手って
こいつ?」


先生は不機嫌な様子で・・・。


「あー・・・・その、まぁ・・」


気まずそうな女性・・・


何、この

最悪な状況は・・・。





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