【短】《ヴァンパイア番外編》 いつでもどこでも危険です
放課後……私は月模が元々住んでいたマンションにやって来ていた。


同居が終了してから何度も遊びに来たけれど、男子高校生の一人暮らしだとは思えない位キレイな月模の家。


初めて来た時、自分の女子力の低さにうちひしがれたわ………


「ホレ、ホットミルク」


「あ、ありがとう月模!」


リビングのソファーに座っていた私に、ホットミルクを渡してくれる月模。


月模も私の隣に腰かけて、コーヒーを飲み始めた。


「ハァ……温まるぅ~~~…」


明日からはもう11月だもんなぁ―――…そりゃホットミルク、身にしみるわ!!
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