冷徹ドクターに甘やかされてます
「だからね、常に私は後悔しないようにやりたいの」
永遠なんて、ないから
「いつか灯や私に何かがあった時、もっとこうしていればって悔やまないように…体がつらくても、今の私にやれるだけのことをやろうって思う」
体がつらくても働こう
灯に会いに言って、笑おう
いつか失くした時に
もっとこうしていれば、じゃなく
沢山こうしたなぁ、って
満足感を得られるように
それが、私の頑張る意味
「……」
言い切った私に、春田先生は見つめたまま顔からそっと手を離す。