冷徹ドクターに甘やかされてます



それが引き金となり、拓也くんは怒りをぶつけるように近くにあったぬいぐるみや本を手あたり次第に投げつける。
さらにそれに応戦するように物を投げる健太くんに病室の中は物が飛び交う



「こらこら!ストップ!やめなさい!」



「おい!二人ともっ…」



「っ…」



止めようとするものの手のつけられない二人に、春田先生が本気で声を荒げようとした、その時

拓也くんが投げた大きめの図鑑は、方向を誤り春田先生めがけてとんでいく



「!!、先生危ない!!」



「!?」



危ない、

そう思うより早く先に足はかけ出していて、私は咄嗟に春田先生と本の間へと入り込んだ。



「っ…」



ーゴッ!!




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