冷徹ドクターに甘やかされてます
頭にぶつかる衝撃と、とんでいく意識
「陸!!」
「陸ちゃん!?」
みんなの声と、バタバタって音がする
あぁ、でも
春田先生は大丈夫だったみたい
(…それなら、よかった)
あなたが無事なら、それだけで
ー
「…ー、」
目を覚ますと、真っ白な天井
(…ここ、どこ…)
ぼんやりと考えては壁にかけられていた時計を見ると、その針は11時をさしている
11時…11時かぁ…
ってバイト!!!
そうハッとしては飛び起きた瞬間、頭はクラッとまわり私は寝ていたソファの上にまたひっくり返った。