愛するお方がサンタとなりました
横になるあなたは、ワタクシに背を向ける。
「それに、だ。帰って来れば、お前がいる。これだけで、俺は十分だったりするからな」
「あなた……」
涙は止まらない。こっそり、永遠と書き直したクリスマスカードを破る。
「あなたから毎日、プレゼントを貰っているようだわ」
ワタクシはあなたに、こんな想いをさせてあげられているかしら?
自答は出来ない。だってこれは、あなたにしか出せない答えで。
「こんなことで喜ぶなんて、単純な奴だな。――俺に似て」
そう口づけをしてくれるあなたが答えで、全てだわ。