愛するお方がサンタとなりました
『一週間、妻と二人っきりで過ごしたい』
溢れんばかりの愛があった。
「泣くなよ」
「だったら、いつ泣けと言うの?」
あなた以外のことで嬉し泣きすることはないわ。
「一応、書いてもそれが貰えるかは分からん。ダイナマイト十年だとか、永遠の命とか、巨万の富とかクリスマスプレゼントなのに馬鹿なこと書く奴いるもんで、本物サンタも渡せるか渡せないか選ぶらしい」
だから、ただの願望。些細な願望でも、あなたの愛が伝わるだけでワタクシは幸せになる。
「一週間と言わず、永遠と書き直すわね」
「改竄すんなよ。一週間でいいんだ。あんまり休むと、給料減るからな。ま、一週間休むのも無理かもしんねえけど」