おっぱぶ☆



あたし、朔夜が好きだ

でもどこかで、朔夜を信じ切れない自分がいる。


それはホストだから・・・?

それが一番大きい。



騙されるのが怖い。

結局ただの色恋だったら・・・?

「あたしも、朔夜の事好きだよ・・・
でも・・・わかんない・・・
どうしたらいいのか・・」

素直な気持ちを言う。

朔夜も黙り込む。



「ネックレス、つけてくれてんだな」

指摘さえしてこなかったのに
今になって朔夜は耳元で囁いてきた。

「あ、うん。ありがとう。」

お礼を言い忘れていたことに気づく。


ダウンタイムの曲が終わりそうになり、
あたし達は抱き合っていた体を離した。


正面を向き合い、
お互いの視線が交わる。


目を細めて、あたしを見つめる朔夜・・・・


きっといろいろ考えてる。
あたしも、頭の中がごちゃごちゃだ。


無言でその膝の上から降りた。

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