クリスマスはメランコリー
―☆°――‥*…
「カーンパイッ」
「ちょ、ちょっと、大丈夫ですか?ナナさん。何杯目!?」
たまたま通りかかったイタリアンのお店で、美味しいピザとシャンパンを堪能中。
「いいの、いいの!!ユウヤさん、シャンパン嫌い?」
「はいはい、飲んでますよ…」
ユウヤさんが苦笑いをしているのも分からない程に私は酔っていた。
「…で、ユウヤさんはぁ~ミーちゃんのいとこなんでしょ?」
「2つ下のね。俺も小さい頃から、ミーちゃんって呼んでますよ。思い出した?」
「思い出さなーいっ!!…でもユウちゃんなら知ってるかも~」
「そうそう、そのユウちゃんて俺ね」
「マジで!?あはははっ」
泥酔に近い程に酔っていた私は、ユウヤさんが大事な話をしていたのに聞き流していた。
そして、酔いつぶれて…大変な事をしていた。