ド天然!?魔女っ子の秘密
『そういえば、お前が着ているその黒い上着』

『これ?これがどうしたの?』

『少年が着ていた服はお前が着ている服に似ている』

『…え?』


嘘でしょう…?


『それは本当に…?』

『私が嘘を言うと思うか?』


真剣な眼差しでこちらをみているワイバーンに嘘はない。



と、いうことは…

ソルテリッジ魔法学園に犯人がいるってこと!?





ありえない…


ソルテリッジに、犯人が…?


信じたくはないけど、ワイバーンの目が本当だと言っている。




『…本当、なのね…?』


『あぁ…』



あたしは深呼吸した。




『あたしは貴方の言葉を信じる。


そして、必ず皆を開放してみせる。


必ず皆を救い出す。』
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