ド天然!?魔女っ子の秘密
「私、貴方に会ってみたかったの」

「あたし、ですか…?」

「そう。1年SCのNo.1である貴方に」

あたしと楓花さん以外の3人の視線を感じた。

黙って、あたし達を見ている。


「それにしても、とても強いのね。私も戦ったら負けそうだわ」

「そんな…」

社交辞令のような返事しか返せない。

何だか、威圧感がすごい…

反論など何も言わせない、というような雰囲気を作ってる。


「今は魔力を抑えているのでしょう?」

「え…」


その瞬間あたしは凍った。固まった。

その時皆の顔も見えたんだけど、固まったのはあたしだけで、美玲と雅人は驚きの表情をしていた。

翔太だけは、いつも通りの表情だった。

何の変化も見られない。


そんなあたしにお構いなく、楓花さんは言葉を続ける。


「あれだけの戦闘能力をお持ちなのに、その程度しか魔力を開放されていないなんて…おかしいですもの」


なんて、答えればいいのだろう…


そうです、抑えてます。

なんて答えたら、その理由を尋ねられるだろう。

いいえ、抑えていません。

なんて答えたら、嘘吐くなと言われそう。


うぅ…なんて答えればいいの?


答え方が見つからずに、黙っていた。
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