いらっしゃいませギルド相談の登録はこちらでち!
「だましうちなのですか」
「そうなんです! 僕はいつもだましうちされているんです!」
うちの上司からしたら騙されるほうが悪いのよ。と多分笑うんだろうなぁ。
私は顔では気の毒そうにしているが内心はエリスレアさんの言葉を思い出し、だまし討ちされるほうが悪いという相談員がいるギルドでは駄目だろうなと考えていたのですよ。
「どうしていつも勇者さんは僕を狙い撃ちするのでしょう」
「それは多分運命なのですよ」
勇者と魔王は敵対するものなのですよ。私がそういうとそんな運命いらないです。と嫌そうな顔をする魔王様。
そういえば名前すら知らないのですよ魔王様の。
私は闇ギルドの相談員なのですよ、でもでも見習いさんなので愚痴を聞く係しかできないなのです。
だまし討ちはいくつかパターンがあるらしいが、いつも魔王様の大好きなお饅頭やお団子を道においてそれを食べようとした魔王様を狙い撃ちするパターンが定番らしいのです。
……犬じゃあるまいし拾い食いはだめなのですよ、と私は思うが黙っておくですよ。
「どうすれば僕は勇者さんに狙われなくなるのでしょうか?」
「わかりませんですよ」
うちの上司からしたら馬鹿じゃないの、おーほほほほと笑うところだが私は正直に答えてしまうです。
やっぱりわかりませんかと肩を落とす魔王様。
私どうしてこんなところでこんなことをしてるのなのでしょうか。
ちなみにどうしても人を殺せない暗殺者さんの相談がこの後入っているのですよ。
私はどうもこんな人たちを、エリスレアさんたちから押し付けられてるようなんです。
「そうなんです! 僕はいつもだましうちされているんです!」
うちの上司からしたら騙されるほうが悪いのよ。と多分笑うんだろうなぁ。
私は顔では気の毒そうにしているが内心はエリスレアさんの言葉を思い出し、だまし討ちされるほうが悪いという相談員がいるギルドでは駄目だろうなと考えていたのですよ。
「どうしていつも勇者さんは僕を狙い撃ちするのでしょう」
「それは多分運命なのですよ」
勇者と魔王は敵対するものなのですよ。私がそういうとそんな運命いらないです。と嫌そうな顔をする魔王様。
そういえば名前すら知らないのですよ魔王様の。
私は闇ギルドの相談員なのですよ、でもでも見習いさんなので愚痴を聞く係しかできないなのです。
だまし討ちはいくつかパターンがあるらしいが、いつも魔王様の大好きなお饅頭やお団子を道においてそれを食べようとした魔王様を狙い撃ちするパターンが定番らしいのです。
……犬じゃあるまいし拾い食いはだめなのですよ、と私は思うが黙っておくですよ。
「どうすれば僕は勇者さんに狙われなくなるのでしょうか?」
「わかりませんですよ」
うちの上司からしたら馬鹿じゃないの、おーほほほほと笑うところだが私は正直に答えてしまうです。
やっぱりわかりませんかと肩を落とす魔王様。
私どうしてこんなところでこんなことをしてるのなのでしょうか。
ちなみにどうしても人を殺せない暗殺者さんの相談がこの後入っているのですよ。
私はどうもこんな人たちを、エリスレアさんたちから押し付けられてるようなんです。