降誕祭の夜に
ネズミは眠い眼をこすって、朝早くからネズミ界いちの年寄りネズミのおばばのところに相談に出かけました。

「なんじゃと!人間になりたいとは、わしも長生きしたがそんな願いははじめてじゃ。とりあえず待っておれ」

おばばはいろんな本や書類を探しはじめました。

「ふうー、ここに書いてある。降誕祭のはじめの日没から終わりの日没までネズミを人間に変える呪文がな。ただし、へんげできるのは降誕祭の間だけじゃ」

おばばはネズミに人間になる呪文と解除の呪文を教えた。

ネズミ紙の切れ端に書きとめ、礼を言っておばばの家をあとにした。
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