ゆびきり
目を覚ますと、昨日まで隣にいたはずの詠士の姿がなかった。



あれは夢だったの?



一緒に住もうっていってくれた…


ふと、ソファーに目をやると、綺麗にたたまれた毛布とお布団が置いてあった。


「詠士…」



夢じゃなかったんだね



昨日の詠士の言葉に恋愛感情があったわけじゃないことくらい解ってる。


でも、私は詠士の理解者になりたい。


この先、私はどれくらい彼を理解してあげれるのかな?


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