キラキラ輝く夜
タッタッタッ…


何かが走ってくる音が聞こえる。


ん?あれは…幹也先輩だ!


「幹也せんぱーい!ここですよー!」


来てくれたことが嬉しくて、思わず腕をブンブン振って、ここにいることをアピールしてしまった。


「はあ、はあ…。そんなに…大声出さなく…ても、分かるから。ごめんな、遅れて…」


私の前に立って、息と乱れた前髪を整える。

今日はいつもの何倍もかっこいい。

何だか輝いて見えるし。

何でだろう?


「今日の若菜、かわいいな。頑張ってオシャレした?」


「うん!今日は頑張りました!幹也先輩もかっこいいですよ。スーツ姿、初めて見ました」


かっこよく見える原因を発見。

スーツが良く似合っているからだ。


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