恋せよ。乙女~恋の唄~
まさか、スプラッシュの曲を歌ったのがまずかったのだろうか…
そんな不安を持ちながら事務所へ向かった

中に入るとすぐに部屋へ案内された
会議室の様な部屋の中にはスプラッシュのメンバーと貫禄のある男性いた。
「おっ。きたきた!待ってたんだよ。ね、社長」
社長!?リクエストとはいえ、スプラッシュの曲を歌ったから怒ってるとか…!
私は少し青ざめていくのが分かりながらも勢いよく頭を下げる
「ごめんなさい!!!」

すると、優しい声がふってくる
「怒るために呼んだんじゃないよ。席に座りたまえ」
顔をあげるとふわりと笑う社長さんと目が合う
私は、何故呼ばれたのか分からないまま、席につく
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