恋せよ。乙女~恋の唄~
「話は聞いたよ。
君はストリートライブをよくしているそうじゃないか。うちの勇輝と紫苑がよく聴きにいっているといっていてね」
「嘘…。プロに聴かれてたなんて…」
私が恥ずかしくて顔を伏せると隣から声がした
「ホント上手でさ、バレない様に何度も聴きに行ってたんだけどさ、今日行ったのには訳があるんだよな」
その言葉の後を再び社長が紡ぐ
「今、スプラッシュは女性メンバーを募集しているのだが、是非君に入ってほしいと彼らは言うし、実際私も、君に入ってほしいと思ってるんだ。」
私は、少し考えた末に答えをいう

「ぜひ、よろしくお願いします!」
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