『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
「反響が凄くてさぁー、あの2人はどこに所属だとか、曲名を教えろとか、同じ鎖が欲しいとかさー、いやー参っちゃうよぉー」
「ありがとうございます、これも全てディレクターさんのおかげで」
感激したディレクターから、ほほずりされても動じない向島先輩。
あの蘭子さんの必殺技や、ママからのキス攻撃を受けても笑顔で居られるのは、からまれ慣れているからなんだと改めて思う。
「2ヶ月後のSPには絶対に呼ぶからねー、いやー、明日の視聴率が楽しみだぁー」
「ありがとうございます! SPに出していただけるなんて」
ルンルンと楽屋を出て行くのを見送り、あたしは思わず先輩と顔を見合わせる。
「よかったですね、先輩! 」
「成功だよ、2人ともよくやった! 」
「当然や、全部シュウの計算通り」
「せやな」
計算どおりだって何だっていい、とにかく成功したのだから。
「ありがとうございます、これも全てディレクターさんのおかげで」
感激したディレクターから、ほほずりされても動じない向島先輩。
あの蘭子さんの必殺技や、ママからのキス攻撃を受けても笑顔で居られるのは、からまれ慣れているからなんだと改めて思う。
「2ヶ月後のSPには絶対に呼ぶからねー、いやー、明日の視聴率が楽しみだぁー」
「ありがとうございます! SPに出していただけるなんて」
ルンルンと楽屋を出て行くのを見送り、あたしは思わず先輩と顔を見合わせる。
「よかったですね、先輩! 」
「成功だよ、2人ともよくやった! 」
「当然や、全部シュウの計算通り」
「せやな」
計算どおりだって何だっていい、とにかく成功したのだから。