『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
「今晩、僕の部屋においで。理由を話すよ」
「今じゃダメなんですか? 」
「込み入ってるしね、それにもうすぐお昼だ、彼らの今日のスケジュールを確認しなさい」
はぐらかされた、そんなに言いたくない理由があるんだ。
言われるままスケジュールを確認し、彼らを迎えに行く。
このところ、仕事が多くてあまり学校に行けない日が続いているけれど、それでも前の進学校で貯金があるから試験も無事クリアしたし、ピンヒールの2人からクレームはつかない。
「何や、もう来たんか」
「はい今日もお仕事が入ってますので」
同じ時間、やっぱりマネージャーからのお迎えを待つため、校門に居るジャッキーズの荻野君は何だか不愉快そうだ。
自分のファンが何人か、Super ㎡に流れたという話もあるし無理もない。
「ヒマそうやなー、お前」
「調子に乗るなよ、お前らなんか来年にはもうダメになってるんだからな」
「アホちゃうか? 歌なんか歌わへんでも漫才やればどうにかなんねん」
「今じゃダメなんですか? 」
「込み入ってるしね、それにもうすぐお昼だ、彼らの今日のスケジュールを確認しなさい」
はぐらかされた、そんなに言いたくない理由があるんだ。
言われるままスケジュールを確認し、彼らを迎えに行く。
このところ、仕事が多くてあまり学校に行けない日が続いているけれど、それでも前の進学校で貯金があるから試験も無事クリアしたし、ピンヒールの2人からクレームはつかない。
「何や、もう来たんか」
「はい今日もお仕事が入ってますので」
同じ時間、やっぱりマネージャーからのお迎えを待つため、校門に居るジャッキーズの荻野君は何だか不愉快そうだ。
自分のファンが何人か、Super ㎡に流れたという話もあるし無理もない。
「ヒマそうやなー、お前」
「調子に乗るなよ、お前らなんか来年にはもうダメになってるんだからな」
「アホちゃうか? 歌なんか歌わへんでも漫才やればどうにかなんねん」