『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
その日のスケジュールを消化し、2人に晩御飯を食べさせてから帰宅すると、もう夜中の1時だった。
先に帰っている先輩と話がしたくて、チャイムを押す。
「大沢です、先輩、今大丈夫ですか? 」
『どうぞ』
ドアが開く、中から出て来たのはスーツ姿で髪を乱した先輩。
「上がって」
「はい」
狭いワンルーム、何かが起きたら逃げなくてはとドアを背にして立つ。
そんなあたしの様子に気付いたのか、先輩は苦笑いをして手招きをする。
「ソファに座って」
「いえ、ここで結構です」
「いいから」
腕を取られて、ソファに体を押し付けられる。
「コーヒー入れるね」
「もう寝る前ですから」
断って、本題を切り出そうとした瞬間、急に先輩が襲いかかって来た。
「志穂ちゃん、僕と運命共同体になってくれるよね? 」
「何するんですか! 止めて下さいっ」
顔を首筋に埋められ、そこを舌が這い回る。
嫌だ! こんなの。
「あれ? もしかして、初めて? だったら好都合だなー」
「止めてっ! 」
「止めないよ、一度僕の物になったら、君はもう逃げられなくなるから」
絶体絶命の大ピンチ、敬介、助けて!
先に帰っている先輩と話がしたくて、チャイムを押す。
「大沢です、先輩、今大丈夫ですか? 」
『どうぞ』
ドアが開く、中から出て来たのはスーツ姿で髪を乱した先輩。
「上がって」
「はい」
狭いワンルーム、何かが起きたら逃げなくてはとドアを背にして立つ。
そんなあたしの様子に気付いたのか、先輩は苦笑いをして手招きをする。
「ソファに座って」
「いえ、ここで結構です」
「いいから」
腕を取られて、ソファに体を押し付けられる。
「コーヒー入れるね」
「もう寝る前ですから」
断って、本題を切り出そうとした瞬間、急に先輩が襲いかかって来た。
「志穂ちゃん、僕と運命共同体になってくれるよね? 」
「何するんですか! 止めて下さいっ」
顔を首筋に埋められ、そこを舌が這い回る。
嫌だ! こんなの。
「あれ? もしかして、初めて? だったら好都合だなー」
「止めてっ! 」
「止めないよ、一度僕の物になったら、君はもう逃げられなくなるから」
絶体絶命の大ピンチ、敬介、助けて!