『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
芸人さんの彼女で居るのが、こんなに辛いなんて。
心配かけたくないんだ、だからやっぱり話さない。
『どうしたの? さっきから』
「ううん、大丈夫だよ」
『今度、シャングリラに行くからね。志穂のお父さんも心配だし』
「ありがとう、じゃあ、お休みなさい」
一方的に電話を切り、布団に顔を押し付けて泣いた。
どうして言えなかったんだろう、言ったところで心配かけるし、でも、何でも話して欲しいって。
でも、こんなの言えないよ、信頼していた先輩に裏切られて、危ない目に遭って、傷付いてるなんて事。
敬介、助けて。
1人じゃ重過ぎるんだ、この問題は。
誰か……。
心配かけたくないんだ、だからやっぱり話さない。
『どうしたの? さっきから』
「ううん、大丈夫だよ」
『今度、シャングリラに行くからね。志穂のお父さんも心配だし』
「ありがとう、じゃあ、お休みなさい」
一方的に電話を切り、布団に顔を押し付けて泣いた。
どうして言えなかったんだろう、言ったところで心配かけるし、でも、何でも話して欲しいって。
でも、こんなの言えないよ、信頼していた先輩に裏切られて、危ない目に遭って、傷付いてるなんて事。
敬介、助けて。
1人じゃ重過ぎるんだ、この問題は。
誰か……。