恋箱。
「撮影お疲れ様!!」
生まれて初めてのスペイン料理屋さんに連れて行ってもらう。なにやら話があるらしい。
「西山さんもお疲れ様です♪撮影楽しかったですよ~ところで話ってなんですか??」
別の撮影でもあるのかな~??なんて気軽に考えてた……ら。
「実はあやちゃんにお願いしたい仕事があるんだけど……」
「AVやってみない??」
!!!!!!
西山さんは個人的に事務所を構え手広く仕事をしているそうで……マネージャー業もしていてあやちゃんも事務所に入らない?というお誘い。
ここまで仕事をしてきて、興味が無い訳はなかった。
ギャラの話。相手は男優さんだから変な人はいないという話。
自分を傷つけたいアタシには格好の場だとも思った。
「アタシでいいんですか??女優さんってもっとキレイな人ばかりな気がするんですけど……」
「あやちゃんみたいな普通のコがいいんだよ。今度学園もの撮るからそれ参加してみない?オンナの子数人と一緒だから楽しいと思うよ♪」
「ホントですか~じゃあ……やってみます!!」
西山さんが一生懸命語るその言葉に、アタシは迷わずそう答えていた。