恋箱。





「お酒飲めるもんね?」


お酒好きなアタシと一緒でよくチャットをしながら飲んでたリュウジ。


冷蔵庫に入ってたビールでとりあえず乾杯!


「うまいっ!!」


些細な幸せをむさぼるように、自然と笑顔になる。




「ディズニーって結構遠い??」


「いや、1時間ぐらいだと思うよ?」


今までたくさん話してた分、共通の話題が多くて会話も途切れたりしない。ずっと前から知ってたみたいな変な感覚。



仕事で慣れ過ぎたせい?


初対面のオトコと一緒にホテルにいるのにアタシは違和感すら感じなかった。



だけど。



それはどこか無理してたんだと思う。




まだ、怖かったから……あえて信じないようにしていたんだ。


誠実そうなリュウジだって、誰だって、絶対にいつかは変わる。



人のいいトコを見るんじゃなくて悪いトコからチェックするような……嫌なオンナになっていた。





「リュウジはシャワー浴びてきたんだよね?アタシお風呂入ろっかな~??」


「あ……俺も入ったけど入ろうかな??」




アタシ達は別々にお風呂でさっぱりした後……用意されていた部屋着に着替えた。



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