シロップ×シロップ  【完結】
「心配かけちゃマズいと思ったんじゃねぇの?ガキのくせに気ぃ使いやがって」
ユーシンが肉をほおばりながら言った

「・・・まぁ、とにかく、大した事なくてよかったよ」
ユイも席に付き、箸を手に取った。

独り言の様に、あたしはつぶやいた
「気を使ってるんだとしたら・・・かわいそう」

ユイとユーシンの動きがピタリと止まる

「本当に、気を使って言わなかったなら・・・なんだか寂しいね」

二人は、金縛りにあったみたいに止まったままだ

「あたし・・・これからもっと、リオと親しくなれる様に努力する」

自分にいい聞かせる様に言う
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