永遠(とわ)に果てぬ愛



「え、和奏、知り合い?」



莉奈が驚いたように聞いてきた。

私は、睨みつけながらこっちを見ているあの子から、目をそらさずに答える。



「知らない人」



なぜか、目をそらしたら負けのような気がした。

あれだけの殺気を放ちながら、昨日は何もなかった。

なのに、なぜ今日は声をかけてきたのか。

しかも、あきらかに敵対心を持った表情で。



「話しがあるんだけど」



相変わらず睨みつけたまま、低い声で言う。

違うクラスらしいから、名前も知らない人。

何でそんな人に偉そうに言われなくちゃならないのか。

だいたい、私は話したくない。

気になることはあるけど。




< 150 / 620 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop