永遠(とわ)に果てぬ愛
「私は、ない。莉奈、行こう」
彼女を無視して、莉奈を促して階段を一段上った。
けど、すぐに引っ張られて止められた。
「待ちなよ。あたしがあるって言ってんの」
私の手を引っ張った彼女の手には、力が込められていて痛かった。
表情も変わらず……イヤ、最初より憎しみが増えている気がする。
これ以上、無視を続けることは出来ないかもしれない。
話しの内容は分からないけど、聞くしかないだろうな。
そう思って、ため息を一つ吐いた。
「莉奈、先に行ってて」
「えっ!?」
私が話しに応じるのが意外だったらしく、かなり驚いている。
だけど、私と彼女の顔を交互に見たあと、莉奈もため息を吐く。